5分でシミュレーションを開始
このガイドに従って、最初のシミュレーションを作成してみましょう。実際の物件例を使って、ステップバイステップで進めていきます。
💡 チュートリアル用の物件例
このガイドでは以下の物件を例に使用します:
物件種別:戸建て
物件価格:800万円
年間家賃収入:120万円
築年数:25年
所在地:地方都市郊外
ステップ1: アカウント作成(所要時間:1分)
まずはアカウントを作成して、シミュレーション結果を保存できるようにしましょう。
詳細手順
ログインページへアクセス
画面右上の「ログイン」ボタンをクリック
または、シミュレーション実行時に表示される認証画面でもアクセス可能
認証方法を選択
Google認証:Googleアカウントをお持ちの方(推奨)
GitHub認証:開発者や技術者の方
どちらも安全なOAuth認証を使用しています
認証完了の確認
認証成功後、自動的にダッシュボードにリダイレクトされます
画面右上にプロフィール画像が表示されれば成功です
⚠️ 認証に関する注意
アカウント作成は完全無料です
個人情報は認証にのみ使用し、第三者に提供しません
アカウント作成なしでもシミュレーションは可能ですが、結果の保存ができません
ステップ2: 新規シミュレーション作成(所要時間:3分)
実際に物件情報を入力してシミュレーションを作成しましょう。
2-1. シミュレーションページへアクセス
ヘッダーメニューの「シミュレーション」をクリック
または、ダッシュボードの「新しいシミュレーション」ボタンをクリック
シミュレーション入力フォームが表示されます
2-2. 基本情報の入力
まずは物件の基本情報を入力します。チュートリアル用の数値を使って進めましょう。
📝 入力項目と推奨値
物件価格:8,000,000円(800万円)
土地・建物込みの総額。仲介手数料は後で別途入力
年間家賃収入:1,200,000円(120万円)
満室時の年間賃料。月10万円×12ヶ月の場合
築年数:25年
築古物件の減価償却計算に使用
物件種別:戸建て
戸建てまたはアパートを選択
2-3. 詳細条件の設定
より正確なシミュレーションのために、以下の条件も設定しましょう。
空室率:10%(推奨)
地方物件では5-15%、都市部では3-8%が一般的
経費率:20%(推奨)
管理費、修繕費、税金等。戸建ては15-25%、アパートは20-30%
リノベーション費用:1,000,000円(100万円)
購入後の修繕・改修費用。築古物件では重要項目
仲介手数料率:3%
物件価格の3%+6万円+消費税が一般的
2-4. ローン情報の入力(任意)
ローンを利用する場合は、以下も入力してください。
ローン利用:有り
現金購入の場合は「無し」を選択
借入額:6,000,000円(600万円)
物件価格の75%程度が目安
金利:2.5%
築古物件の一般的な金利。金融機関により異なる
返済期間:20年
築古物件は短めの設定が一般的
ステップ3: 計算実行と結果確認(所要時間:1分)
すべての情報を入力したら、いよいよシミュレーションを実行します。
3-1. 計算の実行
入力内容を最終確認
「計算実行」ボタンをクリック
数秒で計算が完了し、結果画面に移動します
3-2. 結果の読み方
計算結果では以下の重要指標を確認できます:
📊 主要指標の見方(チュートリアル例の場合)
表面利回り:15.0%
年間家賃収入 ÷ 物件価格 × 100
120万円 ÷ 800万円 × 100 = 15%
実質利回り:約10.8%
経費と空室率を考慮した実際の利回り
投資判断の重要指標
年間キャッシュフロー:約420,000円(42万円)
ローン返済後に手元に残る年間収入
月約3.5万円のプラス
投資回収期間:約4.8年
自己資金を回収するのにかかる年数
ROI(投資収益率):約21%
自己資金に対する年間収益率
非常に良好な数値
3-3. グラフとチャートの活用
結果画面では数値だけでなく、視覚的な分析も可能です:
キャッシュフローグラフ:年次推移を確認
収支内訳円グラフ:収入と支出の構成を把握
感度分析表:パラメータ変動の影響を確認
減価償却推移:税務メリットの年次変化
ステップ4: 結果の保存と共有(任意)
シミュレーション結果を保存して後で見返したり、他の人と共有することができます。
保存機能
シミュレーション名:「チュートリアル物件_築25年戸建て」など分かりやすい名前を付ける
メモ:物件の特徴や検討事項を記録
タグ:「戸建て」「高利回り」「要検討」などで分類
共有機能
公開URL生成:結果を他の人と共有
PDF出力:印刷用の詳細レポート作成
比較機能:複数物件の並べて比較
✅ チュートリアル完了!
お疲れ様でした!これで基本的なシミュレーションができるようになりました。
実際の物件で同様の手順で分析してみましょう
複数の物件を比較検討することをおすすめします
分からないことがあれば、ヘルプ記事の「基本的なシミュレーション方法」も参考にしてください
次のステップ
基本操作をマスターしたら、以下の機能もお試しください:
税務シミュレーション:個人と法人の税負担比較
感度分析:家賃や空室率の変動リスク確認
ストレステスト:最悪ケースでの収益性確認
繰り上げ返済シミュレーション:余剰資金活用の効果測定